l_n_m’s diary

よわい電気系の日記(本当にただの日記)

LE FRUIT DE LA GRISAIA -Makina-

マキナ読了

GWに何をしていたのかと言えば、グリザイアの果実読んでました。あとバイト。
論文読んだり参考書読んだり院試の勉強したりしろって話でもあるんですけどね、休みだし仕方ないね♂
グリザイア1人目はマキナこと入巣蒔菜になりました。天音を先に読んでいたはずがっ……
早速ネタバレありですが感想をかるーく。

最後の選択肢、勘付きながらも結局ダメな方を選んでしまいました。悔しい。というかやるせない。
悪党に期待なんて出来ませんってば……でも伏線はしっかりあったんですよね、誰かを殺せるのは殺される覚悟があるやつだけだとかなんとかそういうの。マキナと一緒にいてやるべきだとは思いながらもあの悪党を赦すことが出来なかった、自分が殺される意味に対しての考えが甘かったせいです。うーん。

教訓?

人にされて嫌なことはするな、ですね。いや当たり前だけど。
復讐・報復は悪循環を生むだけ。こっちはだいぶ身に滲みました。いてぇ。何か嫌なことがあるとやり返したくなってしまうのですが、そんなことをしても何も進展しませんね。むしろ負の連鎖に繋がるだけで得が無い。
一時の感情に流されて、自分がスッキリするだけのために酷い復讐をするくらいなら、辛くても自分の中で抑えるべきということです。

大人

大人になるってなんでしょう。「子供」だったマキナが「大人」になるための物語でもあったわけですが、いざ自分の身を鑑みるとマキナと変わんねーなって思うのです。親の脛齧って大学通っている身分ですし。
独り立ちすることがまず目標です。人は支えあわなければ生きていけないとは言いますけれど、一方的にもたれ掛かっているのはいけませんから。そのためにもマキナのように、自分に出来ることを増やして社会に出て生存競争に参加して闘えるようにならなければ。

……つまりゲームばっかやってないで研究とか勉強とかしろってことっすね。ハイ……
でも清夏のような大人にはなりたくないものです。某ウンチブリブリ大学には人を有能か無能かだけで判断する人が多いそうですが、目指すのはそういう人ではありません。面倒見のいい、かつ能力のある、それこそ天音のような人になりたい。家事も出来て優秀だし。
他の作品で言えば「Rewrite」の咲夜だとか、「中の人などいない!」のルイさんや西園寺さんだとか。
今の僕は甘いだけでふにゃふにゃしているので、彼らのように優しくしっかりとした芯を持った人になりたいものです。

VS大人

自分がどれだけ高潔であろうとしても、汚い大人はいるもので。清夏とか。名前が皮肉ですね。
そんな大人とどう戦っていくのか。汚い大人はえてして話術に長けているような気がします。一見なんの変哲も無いやり取りをしているうちに、気付けば落とし穴に突き落とされている。清夏との代理人としての会話の一件を思い出します。
警戒していても今の状態では気付けるものではありません。今度話術の本でも買ってみようかしら。どうせ頑張って読めば数日で読めるし。まずは相手の技を技と知覚できるようにならねば。
こんな調子で警戒していて、信頼できる友人がこれから新たに出来るものなのでしょうか……最愛の親友は、僕が死ぬまで変わらずに高校時代の部活の相棒でしょうけどね!

What's next?

おそらく次はみちるです。バカだから嫌だと友人が言っていましたが、僕ああいうキャラ好きです。裏表が無いので。
他のゲームもいくつかやっていますし、中の人もあと1章読めばもう完結なのですが、ちょっと重めの話に飢えているところなので、たぶんしばらくグリザイアの果実が続きます。前の記事に書いたように迷宮を始めるのもありかもしれませんが、それは後のお楽しみにでもしておきましょう。

ところで、えっちシーンはマキナのように要所要所で入れるべきだと思うのですが、如何でしょう?
夏空カナタとか最高。ホントに。
ドタバタハーレムゲーなんかは別ですけどね。